
技術を知る
強い成形部品は、肉厚の設計から。
射出成形では、形状が樹脂の充填、冷却、離型に影響します。肉厚の変化は、局所的な収縮や変形につながる場合があります。設計段階でこれらを考慮すると、金型製作側との調整や初期の改良が進めやすくなります。
| 形状の選択 | 重要な理由 | 検討すること |
|---|---|---|
| 壁とリブ | 厚い部分は冷え方が異なります。リブは材料を抑えながら剛性を高める選択肢です。 | 肉厚の均一性と、リブと壁の接合部。 |
| 抜き勾配と丸み | 抜き勾配は取り出しを容易にし、丸みは形状の変化を滑らかにします。 | 離型方向、表面の模様、力がかかる部分。 |
| 金型の分割 | アンダーカットや形状へのアクセスによって、金型に追加の動作が必要になります。 | パーティングライン、許容できる跡、機能面。 |
押さえておきたいこと
肉厚、抜き勾配、収縮は、選ぶ材料、形状、成形条件に合わせて決めます。局所的な形状変更が部品全体に影響する場合もあるため、金型製作前の検討が大切です。

実際の課題と開発事例
ZipFix 胸骨インプラント装着器具
手術器具を、樹脂による構成へ見直す。
ZipFixインプラントの装着器具では、再使用する鋼製の構成を、操作性を考慮した使い捨て樹脂製の構成へ置き換えました。DOMTEKNIKAは製品設計、機能試作、初期の射出成形生産の調整を担当しました。材料、用途、製造を一体で検討した事例です。
プロジェクトを見るこんな課題をご相談ください
部品設計と射出成形の工程を、一体として検討します。
- 射出成形に適した部品にしたい
- 金属を使う構成を樹脂へ置き換えたい
- 金型と初期の成形品を準備したい
私たちのアプローチ
肉厚、組立構成、材料特性、使用条件を総合的に評価します。案件に応じて機械解析や樹脂流動解析を用い、金型製作前に形状を検討します。
材料と構成を選ぶ
材料特性と部品の用途を結び付けて検討します。
成形に向けて設計する
形状、充填挙動、課題となる箇所を調べます。
生産条件を調整する
必要に応じて金型、成形試験、初期生産を支援します。
お渡しする成果物
- 材料の選定と部品仕様
- 必要に応じた形状の提案と解析
- 合意した範囲での金型資料と試験支援
部品設計から金型開発の調整、初期生産の支援まで対応してきました。成形試験で実際の挙動を確認し、工程の調整につなげます。
着手前に、業務範囲・試験内容・成果物をお客様と確認します。
よくあるご質問.
いつ相談すればよいですか。
形状を確定する前や、金型を発注する前のご相談が適しています。既存部品の課題分析にも対応します。
初期の生産も支援できますか。
実績には金型開発の調整、成形試験、初期生産の支援があります。DOMTEKNIKAと協力先の担当範囲は、案件ごとに確認します。
最初のご相談でお聞きしたいこと
.部品の射出成形に向けた準備はできていますか。
図面、候補材料、生産数量をお知らせください。部品の形状、成形方法、金型の条件を検討します。
- 製品の用途と実現したいこと
- 現在の段階:アイデア、図面、試作機など
- 技術的な条件と希望する時期
お預かりする情報は、機密情報として扱います。





